海外のダンゴムシ飼育のための床材・土づくり

この記事は海外のネッタイコシビロダンゴムシの一種であるアンバーダッキーのための床材・土づくりに関する記事です。

私のアンバーダッキーの飼育環境で使用している床材は、いくつかの素材を配合したブレンド土です。
内訳は以下の通りです。

  • ミズゴケ(割合:5)
  • ココピート(割合:3)
  • 木炭(割合:1)
  • 川砂(割合:1)

作り方の手順は以下の通りです。

  • 初めにミズゴケを用意します。乾燥した状態でレンジ加熱しておくことで、意図しない生物の発生を抑制できるのでおすすめです。その後、加熱したミズゴケを冷ますことを兼ねて加水して湿らせます。ギュッと握ると水が染み出すけれど、ボトボト水漏れしない程度の水加減がベストです。
  • 水で戻したミズゴケにココピートを加えてよく混ぜ合わせます。空気を含ませながらふっくら混ぜ合わせるのがポイントです。
  • ミズゴケとココピートが十分に混ざったら残りの素材も加えて混ぜ合わせていきます。全部を一気に加えてしまっても問題ないですが、仕上がりはあくまでふっくらふかふかを目指してください。
  • 空気を含ませながら、すべての素材がふかふかに混ぜ合わされば完成です。

ミズゴケとココピートで保水性を確保しながら、木炭と川砂で排水性と通気性を高めています。カビや腐敗の抑制をしつつ、長期間の保水と清潔性の維持を可能にするブレンドです。

作る量は飼育ケースに10cm程度の深さを敷ける程度で十分です。

このブレンドの欠点は、床材の表面が乾きやすいところです。
対策として落ち葉をまんべんなく敷き詰めましょう。乾燥を抑えつつ自然な環境再現が可能なのでおすすめです。

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