ダンゴムシ飼育で欠かせないシェルターですが、どんなものが最適なのかは人によって意見が分かれるとおもいます。この記事では私が採用しているシェルターをいくつか紹介したいと思います。
コルク樹皮
アンバーダッキーのみならず、ダンゴムシ飼育のシェルターとして最も採用されているのがコルク樹皮ではないでしょうか。
我が家でも飼育ケースの真ん中に配置しているシェルターはコルク樹皮です。
土を覆うように軽く乗せておくだけで、ダンゴムシが隠れるのにちょうどよい隙間を提供してくれます。
また、コルク樹皮には優れた湿度コントロール特性があるようで、土とコルク樹皮の間に適度な湿度をキープしながらも、ムレムレにならない環境を構築してくれます。
この特性が多くのダンゴムシの好む環境を再現してくれているのではないかと考えています。
とりあえず入れておけば間違いなく安心なシェルターの筆頭ですね!
落ち葉
落ち葉はシェルターとしての有用性、レイアウト性の高さ、ダンゴムシの可食性など、配置するメリットの高いオブジェクトです。特に林床の環境再現をする際には欠かせない存在ですね。
最近は100円均一ショップでも販売されているので、安全性が高い商品を安価に購入できる点もグッドですね!
石灰岩
ダンゴムシ飼育において重要な要素の一つに炭酸カルシウムの確保があります。
ダンゴムシはその硬い体を構築する上で、カルシウムの存在が無くてはならないんですよね。
炭酸カルシウムの供給に関しては、市販されているカルシウムパウダーを飼育ケース内にパラパラ振りかけるのが手っ取り早いですが、石灰石をシェルターとして配置するだけでもある程度の効果があります。
大きめの石灰石を数個重ねて配置することで、木材とは組成の違うシェルターを供給できると同時に、炭酸カルシウムの補助にも一役買ってくれます。
石灰石に水をかけておくと、溶け出た炭酸カルシウムを食べにくるダンゴムシの姿を見ることができて、観察もはかどりますよ!
ココナッツシェルター
あまり採用されていないイメージですが、ココナッツの果実を輪切りにして、その皮乾燥させたココナッツシェルターも優秀なシェルターです。
主に熱帯魚用として販売されているので、探す際は熱帯魚の用品を扱うショップを訪ねるのが良いかもしれません。
軽くてカビにくく、湿度のコントロール特性も高いので、コルク樹皮の代替として私は採用することが多いです。
また、我が家のアンバーダッキーは、ココナッツシェルター付近で求愛行動=メイトガードをしていることが多いです。
私の飼育環境に限定されたことでしょうが、そんな理由もあって手ばさせないアイテムの1つであります!
花崗岩
敷石や御影石として販売されていることが多く、私が使用するものもそういった平べったい形をしているものです。
小さめの平たく四角いものを、空間を確保しつつシリコンで何層かに重ねたものをシェルターとして使用しています。
我が家のアンバーダッキーの花崗岩シェルター使用率はコルク樹皮と同等かそれ以上ですので、かなりの人気物件なようです。
野生化では洞窟の周辺を生息地としているそうなので、似たような環境なのかもしれませんね!
まとめ
樹皮から鉱物まで様々なものをシェルターとして採用することができるので、「家ではこんなものを使っているよ!」という情報があれば、ぜひとも教えてください!