ダンゴムシの隠れ家・シェルターについて

ダンゴムシ飼育で欠かせないシェルターですが、どんなものが最適なのかは人によって意見が分かれるとおもいます。この記事では私が採用しているシェルターをいくつか紹介したいと思います。

目次

コルク樹皮

アンバーダッキーのみならず、ダンゴムシ飼育のシェルターとして最も採用されているのがコルク樹皮ではないでしょうか。

床材に直置きするだけで、ダンゴムシが隠れるのにちょうどよい空間を提供してくれます。

また、コルク樹皮には優れた湿度コントロール特性があるようで、床材とコルク樹皮の間に適度な湿度をキープしながらも、ムレムレにならない環境を構築してくれます。

我が家ではシート状の物を4-5枚重ねて配置することで湿度勾配に配慮したダンゴムシマンションを建築しており、こちら非常に人気の物件となっております。

流木

コルク樹皮と並んでダンゴムシ飼育のシェルターとして採用率が高いのが流木です(当社比)

大きめの塊状の流木や、スタンプウッド状の流木がシェルターとしての性能が高くてGOODです。

流木はニッソーなどのメーカーが、比較的安価で安定した価格で供給してくれる点もユーザー的にはうれしいところ。

我が家ではアク抜きはしていませんが、中に虫がいる可能性を考慮して電子レンジで十分に加熱してから使用するようにしています。

落ち葉

落ち葉はシェルターとしての有用性、レイアウト性の高さ、湿度のコントロールなど、配置するメリットの高いオブジェクトです。特に林床の環境再現をする際には欠かせない存在ですね。

最近は100円均一ショップでも販売されているので、安全性が高い商品を安価に購入できる点もグッドですね!

こちらも使用前に電子レンジで加熱するようにしています。

石灰岩

ダンゴムシ飼育において重要な要素の一つに炭酸カルシウムの確保があります。
炭酸カルシウムは、ダンゴムシの硬い外殻を構築する上で無くてはならない栄養素です。

炭酸カルシウムの供給に関しては、市販されているカルシウムパウダーを飼育ケース内にパラパラ振りかけるのが手っ取り早いですが、石灰石をシェルターとして配置するだけでも効果があります。

大きめの石灰石を数個重ねて配置することで、木材とは組成の違うシェルターを供給できると同時に、炭酸カルシウムの補助にも一役買ってくれます。

石灰石に水をかけておくと、溶け出た炭酸カルシウムを食べにくるダンゴムシの姿を見ることができて観察もはかどりますよ!

ココナッツシェルター

あまり採用されていないイメージですが、ココナッツの果実を輪切りにして、その皮乾燥させたココナッツシェルターも優秀なシェルターです。

主に熱帯魚用として販売されているので、探す際は熱帯魚の用品を扱うショップを訪ねるのが良いかもしれません。

軽くてカビにくく、湿度のコントロール特性も高いのでコルク樹皮の代替として採用しています。

花崗岩

敷石や御影石として販売されていることが多く、私が使用するものもそういった平べったい形をしているものです。
小さめの平たく四角いものを、空間を確保しつつシリコンで何層かに重ねたものをシェルターとして使用しています。

我が家のアンバーダッキーの花崗岩シェルター使用率はコルク樹皮と同等かそれ以上ですので、かなりの人気物件なようです。
野生化では洞窟の周辺を生息地としているそうなので、似たような環境なのかもしれませんね!

まとめ

樹皮から鉱物まで様々なものをシェルターとして採用することができるので、「家ではこんなものを使っているよ!」という情報があれば、ぜひとも教えてください!

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